平成15年2月の新刊

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 改植    脇中範生歌集   林間叢書  四六判/240頁/2500円
家業のみかん栽培に専念する著者の第二歌集。改植とは、時代に合った品種に植え替えることで、新たなる出発との意味が篭められている。跋・川端弘氏

 両足が覚え込みたる農の道この石いつもひだりが踏みぬ

 運不運分かつ真夏の青みかん朽ちるほかなし間引かれし実は
 姫芙蓉  田中豊子歌集      水甕叢書  四六判/216頁/2500円
長い教員生活を終えた著者が、病気の夫を支える日々の中で出会った事柄や物たちを、知性と明るさで捉えた第一歌集。跋・小畑庸子氏


 知事選挙の棄権防止を訴うるセスナ機の中の私語が落ちくる
 
 錦木の赤き葉積る円形を残して夫が庭掃除終う
 しら鷺   河村千代歌集        波濤叢書  A5判/224頁/2500円

航海士の夫に代わり、家庭を守りながら作歌を続けて40年、師木俣修の情熱を深く脳裡に刻みながら、半生の心情と足あとを525首に纏めた。
 
 大方は離れて暮らすわれらにて夫は船乗りの厳しさを言ふ

 遅桜散りくる谷田代掻きのうしろに従きて遊ぶしら鷺
 わが星アルビレオ   園田節子歌集    白鷺叢書 A5判/240頁/2857円

佐賀県にて「白鷺」を創刊、主宰して二十有余年、歴史事象や社会に目を向ける一方、ごく自然に、口から漏れ出る身辺詠が心の中にあるものを引き出す喜びに至る第五歌集。



 秋空に銀のハープを高く張り橋は未完の構図まぶしき
 
 あかときを天涯はるかに寄する風亡き子の声とも耳を鎮むる
 わが裡に   土屋棚枝歌集      水甕叢書  A5判/240頁/2500円

居住地京都を愛し、その風物を心篤く詠みつぐ著者が、平穏な日々こそ幸いであるとの思いを深めつつ、亡き夫に捧げる第二歌集。跋・菊地良江氏


 
 若き日に夫の登りし八ヶ岳 いま息子と巡る麦草峠
 
 米寿すぐる夫とふたりの七種粥朝の陽のさす茶の間に犬も