最近刊歌集

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 余 響    木下美代子歌集   水甕叢書  四六判/212頁/3150円
「春夏秋冬の風情を味わいながら日を過ごしています。この生活そのものが、若い日々のある種の華やぎの余韻であろうと思われます」と語る、93歳の「水甕」長老の第八歌集。

眠り待つひとりの部屋にバラ匂ふ弦楽の余響聞くごとくにて

旧友の如こころ寄る作家たちパステルナーク、サン・テグジュペリ

三十年の歳月を経て亡き夫を娘と語りても泣くことはなし
 木 霊    佐藤扶美子歌集   水甕叢書  四六判/184頁/2625円
著者の人生の一齣一齣が、意外性と批評性を持った、豊かな詩となって、読者の心の扉をを叩く――第一歌集。
跋・小畑庸子

ひと一人降りゆき二人乗りこめりローカル線の真昼の電車

蝉がらの重みのままにたわみおり風なき昼のアスパラガスは

自動ドア幾つかくぐりたるあとの開かぬ扉につき当たりたり
猫坂物語    山田吉郎歌集   氷原叢書  四六判/176頁/2625円
「ふとした歌人の言葉がきっかけとなって、詠みはじめた猫坂物語。
…身めぐりの苦しさからどうしても、うつつくぐりのもう一つの町が必要となっていたのかもしれない。」
――著者後記より

猫坂に祭礼あると春浅き風の道よりチラシ届きぬ

バーバーの看板ありて顔役の親爺が紫烟くゆらす日暮れ

猫坂の太郎は今日もホームラン打ちて長屋の路地曲がり来ぬ