最近刊歌集

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来嶋靖生作品集  槻の木叢書 A5判/504頁/6000円  ISBN4-88551-854-7
空穂・省吾の流れを継ぐ
正統派歌人の全歌業



第一歌集より一貫して、
生活の具体を尊び、
職業人としての葛藤と、
美への憧憬を意志をもって
極める。

困難な時代に生きてきた
昭和一桁世代の自負と、近年は登山を通して、自然の中での
歌との出会いを果たす。


現在「槻の木」発行人の
五十余年の軌跡


『月』 『笛』 『雷』 『島』 『峠』 『肩』 『拳』 『暁』の八歌集と初期作品の
 三三一八首を収録。各歌集序と解説、年譜と全初句索引を付す。


はたらきてこの日も終へぬ風鳴りを遠く聞きつつ階段のぼる  『月』

身を沈め湯舟より湯を溢れしむ何ほどのわが人間の量     『笛』

わたくしの想ひは象なさぬまま遠ざかり行く秋のいかづち   『雷』

北指して帰る鶴らが行き行かむ天路を想ふ地上にわれは    『島』

とりとめなき履歴の中にかの山の隆起のごとき濃きみどりあり 『峠』

おのづから至れる朱に身は染めて秋日のなかに立つはぜもみぢ 『肩』

灯の下に拳を握りまたひらく何一つなきもののすがしさ    『拳』

事故ありてニューヨークに原爆炸裂す不機嫌なる日のわが白昼夢『暁』

  柊の花  小宮山千代歌集  一路叢書 A5判/208頁/2800円  ISBN4-88551-891-1
看護師の職を全うした著者が、家族・自然・人生への深い思いや、山下喜美子師との交流の想い出を切々と歌った第二歌集。序・棚田浩一郎
師を知らぬ人らの集ふ法要か鷺草は翼を孤独にひらく

息子の家の窓より夜景を楽しめば早々と谷中銀座の灯り消えゆく

バラの香と紛ふ匂ひの流れ来る柊の花の今年は多し