最近刊歌集

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白葉集 第二 河出朋久歌集 槻の木叢書 A5判/240頁/1600円  ISBN4-88551-899-7
「ことに触れ、ものに感じるや、 腹の底からほとばしるように三十一音が生まれ、とめどもなく 打ち出されてくる感がある」
(『白葉集』来嶋靖生解説)
――と評された著者が、 大作「母」一四二首を中心に、再び世に問う。
大利根の水門に寄する朝波のあぐる飛沫に鴎とびかふ

冬波のむらだちわたる果たてより富士の高嶺のせまりくるかも

病床の母は眼にむかへたまひみ送りたまふみまへる子らを

  歌の鬼 野原水嶺秀歌鑑賞 時田則雄著 A5判/208頁/2800 ISBN4-88551-891-1
「野原水嶺は歌の鬼と呼ばれていた。その生涯は波乱万丈であったが、歌に対う真摯な態度は死の際まで変わることがなかった。」
(著者「あとがき」より)
■『花序』『本籍地』『幾山河』『常緑樹』、全歌集未刊の『道』より、
  百十一首。

「歌は百十一首、どれも秀歌であるという思いによるものである。」
(著者「あとがき」より)


霧の岬  佐々木成彰歌集  長流叢書 四六判/224頁/2100円  ISBN4-88551-900-4
平成16年に逝去した著者の第二歌集。病む妻を労りつつ、作歌に打ち込んだ退職後の作品700余首と、応召から終戦までの体験を綴った「戦争体験記」を収録。
眠れねばそれも良しとし真夜中の諸々の音を聞きわけてゐる

芳しくアカシア咲けば平壤を吾は恋ふなり苦難忘れて

雨の日は雨を語りて風の日は風を見てゐる老いたるふたり

赫き月  関康子歌集   四六判/216頁/2625円  ISBN4-88551-900-4
「母への思いの切なさ、どうしようもない哀しさの漂う佳品は、枚挙にいとまがない。その体験の深い思いを一首の中に鎮めている。」
(奈賀美和子「跋」より)
重たげに昇る晩夏の赫き月老母は生まれし日を忘れたり

予期せざる切なき老を見せつける母が時をり「母」の貌する

ざはざははずずずずざらり不本意に風は明日へと吹きてゆきます

 るふらん  久志歌代歌集 井泉叢書  A5変型/192頁/2625円  ISBN4-88551-892-X
夫や春日井政子師、春日井建師との永別の後、著者は短歌と音楽を両輪の力として悲しみから立ち上がった
――『歌の扉』につづく第四歌集。
跋・竹村紀年子
去りゆきしものらの軌跡ちらと光り私はつまづきながら逸れゆく

低き小声に読みてくれたる智恵子抄 智恵子は永遠に人は幽けし

プチプチと種子はじきだす 又の夏種子とわたくし健やかならば