最近刊歌集

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 現代短歌の視点  棚田浩一郎著   四六判/264頁/2800円 一路叢書(2008.1.10刊)  ISBN978-4-86272-059-7
 昨今のせわしない時代の風潮の中で、「言葉」とは「写実」とは「レトリック」とはといった「言語」活動の根元的な認識にまで遡って感じ考える余裕はなかなか持ちにくいが、本書はせめてそういう世界への関心の端緒ともなってくれれば幸いである。(自序より) T│言葉と実体/言葉とイメージ/文語と口語(T)(U)/抽象のレベル(T)(U)/和歌と短歌/自然な歌/虚構について/短歌の題材
U│描写と説明/添削のポイント/美しさについて/和語と現代語/「字あまり」について
V│辞書と用法/表現と主張
W│時代と風化/表現の中の事実/評価の基準
X│標題について/ルビ・送り仮名について/はじめてのメタファー/音と意味(他 計160項目)
 潮騒  押田志げ歌集   A5判/160頁/非買(2008.1.19刊)  ISBN978-4-86272-077-1
千葉県飯岡に生まれ、潮騒を聞きながら育った著者が、娘二人に先立たれたかなしみ、ひたすらに家族の幸せを願う思いを綴った第一歌集。 跋・櫻井茂子 潮騒と磯のかをりに包まれて遊ぶ浜千鳥 九十九里浜
郭公の声澄み透る木曾谷の流れは木々のみどりに染みぬ
世に在らむ吾娘を偲びて行く径に勿忘草はひそと咲きゐつ
拙さも恥をも悟る吾なるも八十路迎ふる記念誌を編む
 遠景  田中滋子歌集   四六判/216頁/2500円 沃野叢書(2008.1.25刊)  ISBN978-4-86272-081-8
「遠景」50首により、平成17年福島県文学賞を受賞した著者の第一歌集―「遠景は、また歩み寄れば、近景になり得る。そんな思いをもって歌集名とした」(あとがき) 連結の二輛列車が過ぎゆけり曳かるるものとひくものの声
大きグレープフルーツ一個あればよし雨にこもれるふたり向き合ふ
思ひきつて話してよかつた 雨の午後ことばは橋とおもひつつくる
新月の切つ先鋭き夜なればわが言ひ分の通る気がする
 虚誕の花  大久間喜一郎歌集   四六判/228頁/2500円(2008.1.31刊)  ISBN978-4-86272-079-5
國學院大学在学中、創刊された「こもり沼」の編集に携る。平成になり、高岡市万葉歴史館館長に就任したのを期に「こもり沼」を復刊させ、代表を務める著者の第一歌集。 寂光の世界は在らむか、在りとせむ。生けらむ日々の証しにあれば
物書けば微かに生命燃ゆるらし、かそけき生命を哀れみにけり
地の果てに夏空消ゆる秋日和 立山連峰の山襞の輝り
しんじつ 人の心と触るる時あやまたず我を悲しと思ふ