最近刊歌集

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 永遠の伝言  小川玲歌集   A5判/196頁/2625円 林間叢書  ISBN978-4-86272-083-2
長年教職をつとめ、退いた後のライフワークを短歌に、と決めた著者の、『木彫の鳩』に続く第五歌集。―「永遠なる伝言」とは「平和への希求」を込めた言葉である。 人間になり得ているや 春の日に蝶になれざる蛹もあらん
愉しさは跳ねることなり言いて跳び聴きてははねる幼三歳
猫さえも顔を洗うと幼われを諫めし祖父 猫が顔洗う
頬を打ちて過ぎたる蝉の鋭き声は葉月永遠なる伝言と聴く
 ごんろくの里  松岡はまの歌集   四六判/176頁/2500円 礫叢書  ISBN978-4-86272-086-3
ごんろくとは、小さななまずの一種。思い出が溢れる故郷の里山の名付け親となった著者が、その名「ごんろく」を歌集名とした第一歌集。
解説・由良琢郎
百年をめざす立木に印して夫はかるがる山巡りゆく
生れ来て七十幾年すごしたるわが山里にあきることなし
村人の声を聞ききし耳かとも宮の大樹にある暗き穴
ごんろくを捕りて幼日遊びつつ詩人深尾須磨子育ちぬ
 ブリキのおもちゃ  金井じゅん子歌集   四六判/196頁/3150円 からたち叢書  ISBN978-4-86272-087-0
前集『丘の上の灯』より七年、その間に60余年を共に過ごした夫を亡くした著者が、玩具デザイナーだった夫への深い思いを籠めて編んだ第二歌集。 いろ淡くなおおぼろげにのぼりゆく月ももの憂い春の夕ぐれ
葉ざくらとなりつついまだ残りいる花を求めて丘のぼりゆく
指飾るダイヤ無けれど共に生きし六十余年夫と吾のもの
空缶を吾が拾いきて占領下夫の創りしブリキのおもちゃ
 遠空の虹  長沼芳江歌集   A5判/196頁/3675円 氷原叢書  ISBN978-4-86272-088-7
60代より歌集七冊、句集一冊を上梓。その後の重い病からも生還して、今日も尚、歌を祷りの言葉として、励み続ける著者の第八歌集。
太陽はまだ壮年の雄ざかりとふはろかにきこゆ海の潮鳴り
やうやくに凪ぎのこころの兆しきて深夜に歌ふわが子守歌
引揚後戦友たりし老夫なりそのくさぐさは遠空の虹
彼我の世の人混沌と棲むわが家むしろ彼の世の人が楽しい