最近刊歌集

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 溪流  宇仁菅偕子歌集   四六判/176頁/2500円 礫叢書  ISBN978-4-86272-085-6
かつては播州織りで名をとどろかせた西脇市に住み、病を持つ身となった現在では、短歌が精神の杖となっていると語る著者の第一歌集。
解説・由良琢郎
ローカル線停りて開くドアーあり人のかたちの春風が乗る
駅員兼車掌兼運転士青田を走る夕日の電車
人の居ぬ向日葵畑の夕暮れにひまはりのやうな月の出で来る
溪流に舞ひ落ちたりし櫟の葉木洩れ日乗せて谷を下りぬ
 空に虹立つ  松岡ハルコ歌集   四六判/196頁/2800円 草炎叢書  ISBN978-4-86272-089-4
キャリアウーマンのさきがけとして長く東京で生活し、今は故郷伊予に住む著者が、生方たつゑ門下として学んだ日々の集大成とした第三歌集。序・今井博子 菓子一つ与へしのみにわが後姿見送りつづける犬よ切なし
いましばし残生のゆめ紡がむか風邪癒えて立春の浮雲仰ぐ
白き皿に大粒の苺つやつやし独りの朝餉のほのか明るむ
渾身の力もて咲ける老桜を今一度愛しまむ雨の来る前
 一輪の花にも  真鍋良子歌集   四六判/196頁/非買 草炎叢書  ISBN978-4-86272-091-7
「一輪の花とつつましく表現された花がうち深く秘めるあまたの哀愁、ゆれがちな心の起伏が、さまざまな感動をもたらす。」今井博子「序」より。第三歌集 紅にうるむ海棠の下陰にしあはせ欲りて佇つひとときや
ためらひて落ちくる如く雪のまふ南より淡く陽の差しながら
いま蹴りし小石は地球の始めよりありし小石か掌にとりて見つ
穢れなき露草の花一輪にも瞼濡るる淋しさにをり
 時 計  ときえだひろこ歌集   四六判/132頁/3150円  ISBN978-4-86272-099-3
「古稀を好機に体内時計をリセット、作歌を仕事のようにできれば」と来たる日々への希望を語る、「石畳の会」で活躍する著者の『天秤』につづく、物理学を修めた前通産技官の第三歌集。
タイトルにちなみ歌数は24×24首。
瞬間を一兆分の一(ピコ)秒で測る時計 永遠を観る
中之島雨になるらし傘二本持ち現われし夫を見直す
貝などの化石に囲まれ横たわるヒトの骨あり物語始まる
桜木に花の跡なく春雷の忘れ形見や若き緑葉