短歌研究社刊歌集 その5

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     星田郁代歌集      四六判/208頁/2500円

 世の中の変化のめまぐるしさに戸惑い、驚きを感じている著者が、心の中に、もっと遊びをもちたいと願い、名づけた第二歌集。

 
 父は総論母は各論ほしいままわが過ぎこしの論をたてれば
 売るほどの自叙伝持たぬ男らは汗溶かしつつ水に遊べる
                          
  冬の銀河  土井昌子歌集   A5判/240頁/2500

 古来山陽道の要地であった城下町三原市に住まい、茶道に精励する著者が、「一期一会」の精神をもって、自らを歌い尽くした第一歌集。序・米田律子氏


 夢のごと古希を迎えし夫と居る辛夷は一夜を白く光りて
 ボヘミアの藍のガラスの水指に明けの泉の水透きとおる
   蓼科山  森みどり歌集    あるご叢書     四六判/212頁/2800円

 蓼科の自然を愛する著者が、前歌集より10年、更に鍛えられた写実の眼と豊かな感性で、新世紀のステップとするべく編んだ第二歌集。解説・藤岡武雄氏。

 春の雪残る疎林に透けてみゆ山荘の屋根の細き鋭角
 我も我もと積乱雲の立ち上がり相模の空に群雄割拠す
  葉桜の節   津田美智歌集  続かりん百番  四六判/208頁/2500円 

 「人生の葉桜の節」と自ら称する著者の第一歌集。「津田さんの歌は何事かを想像せずにはおかない物語性を内包している。」馬場あき子氏・序より

 
 
奔流はたたかひつづけて来たと言ひ淵はだまつて抱きしと言ふ
 相寄りし窓辺に少女の恋ごころ匂へ初夏葉桜の節

 夏の泉   有田節子歌集   響叢書  四六判/180頁/2500円

 看護婦、保健婦、助産婦の資格を持つ著者が、生活の場に立ち、自問自答を繰り返しつつ、詩境を広げた第一歌集。跋・綾部光芳氏。
 

 葉たばこは脂強くして村中が黒き手をして夏過ごしたり

 息子らが脛を丈夫にしてくれと満たすミルクを飲みかねている