短歌研究社刊 2009年2月刊 歌集・歌書

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『湖への祈り』

小西久二郎歌集『湖への祈り』

好日叢書
2009.2.1刊/A5判/176頁
定価2,625円(本体2,500円)
ISBN 978-4-86272-138-9

近江に生まれ育って、湖をうたい、湖魚をうたって五十余年、湖の浄化と日本種の復活、蘇生を願ってきた。然し、現状はそう明るくない。あとはもう祈るよりない。それが今の私の心境である。(帯より)

老いたれば祈るほかなしさざなみの湖の未来と湖魚のゆく末
真昼間にひそと咲きゐる稲の花むかしと花は変はらぬなれど
人間の生死になんらかかはらず水車は廻るゆつくり廻る
氷魚からさび鮎までの一代を思ひてゐたり春立つ庭に
外来魚増えゆく湖も委託農のわれも斜陽と湖辺に立てり


『鶺鴒』

久末節子歌集『鶺鴒』

2009.2.25刊/A5判/216頁
定価2,700円(本体2,571円)
ISBN 978-4-86272-139-6

「著者は短歌の表現を通して、自分を慰め、励まし、力づけることを体得している。そのバランスのとれた心の状態が、よい作風を得ているところなのだろう。」 足立敏彦「序」より

表現の荒さは心許す故といつしか慣れて銀婚も過ぐ
石狩の母なる川が育みし江別の街を誇りに生きる
大接近の輝く火星仰ぎ見る傍らに夫在さばと思ふ
鶺鴒がバルコニーにて営巣す亡夫のよろこび昨日のやうに