短歌研究社刊 最新刊歌集・歌書

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『馬場あき子と読む鴨長明無名抄』

『馬場あき子と読む鴨長明無名抄』

 馬場あき子
 花山多佳子 栗木京子 水原紫苑 米川千嘉子
 松平盟子 小島ゆかり 川野里子 桜川冴子
 (補註・石井照子)

2011.1.28刊/四六判/352頁
定価3,240円(本体3,000円)
ISBN 978-4-86272-232-4


「短歌研究」での22回にわたる座談会が待望の一冊に!
九人の歌人がわかりやすく、現代短歌に引き付けて話し合い、
古典でありながら今日にも通じる歌論の全貌を解き明かす。

「過渡期を生きた歌人の 一番切実に、一番真摯に 歌と対き合い、実作に悩 んだのは長明で
 あったのではないかと思う。 そして、その姿は、 歌人であるならば本来、 誰の心の奥にも
 棲んで いる本当の姿であろう と思う。」     ―― 馬場あき子 (本文より)

長明と同じ地平で、
現代歌人が今、 みずからの問題として、
意気地をかけて、 語る。

           <長明略年譜・登場歌人の系譜、勅撰集・歌論書、和歌用語等の解説付き>


『天地眼』

蒔田さくら子歌集『天地眼』


2010.12.18刊/四六判/196頁
定価3,240円(本体3,000円)
ISBN 978-4-86272-204-1

時にあやうくくじけそうな わが心をとらえたのは
青蓮院不動明王のまなざし
ささやかな営為として 繋いできた歌の道
いまここに歌いつぐよろこび――――蒔田さくら子第十一歌集

粟田口青蓮院へはまつすぐにただ道なりにと指さして云ふ
不動明王右目は天を左目は地を睨めたまひ天地眼とぞ
一千年ぐいと払ひて青不動見たまふや天地のあはひの現
はからざるところにひとすぢ蜘蛛の糸うち払ひける夢のあとさき
かく永く生きてみたまへ笑ひとて深き穴から噴くことのある
ああつひに木枯しきたかと落とすもの落としつくしし樹あれば畏る


薔薇図譜

小林幹也著
『短歌定型との戦い―塚本邦雄を継承できるか?』

2011.4.11刊/四六判/280頁
定価2,160円(本体2,000円)
ISBN 978-4-86272-241-6

第18回現代短歌評論賞受賞 論文「塚本邦雄と三島事件」 を含む待望の第一評論集。

継承とは何か/塚本邦雄のシュルレアリスム/共感し得る嫌悪/異質なリズムを求めて/
塚本邦雄と三島事件/ 『戀―《戀》の詞花對位法』について/塚本邦雄は「寂しき帝王」か? 他


たんぽるぽる

雪舟えま歌集『たんぽるぽる』

かばんBOOKS
2011.4.4刊/四六判/144頁
定価1,836円(本体1,700円)
ISBN 978-4-86272-246-1

どこにたどり着いても愛になる。
なんて野蛮で、なんてやさしい言葉たち。
この歌集がこの世にあることが、
怖いくらいうれしい。     ――東直子〈帯〉より

とても私。きましたここへ。とてもここへ。白い帽子を胸にふせ立つ
傘にうつくしいかたつむりをつけてきみと地球の朝を歩めり
うれいなくたのしく生きよ娘たち熊銀行に鮭をあずけて
おとなりの若い父親が練習するショパンでわたしたちは踊った
雪の日も小窓を開けてこのひとと光をゆでる暮らしをします

  

夏母

やすたけまり歌集『ミドリツキノワ』

2011.5.12刊/四六判/144頁
定価1,836円(本体1,700円)
ISBN 978-4-86272-234-8

「『ミドリツキノワ』を読む と、瑞々しい混乱が甦る。
と同時に、失った世界が 回復するのを感じる。
混乱しながら、しかし、 奇妙な心地よさを覚えるのは、
そのためだろう。」 (穂村弘・栞より)

第52回短歌研究新人賞受賞作「ナガミヒナゲシ」収録の第一歌集。

本棚のなかで植物図鑑だけ (ラフレシア・雨) ちがう匂いだ
なつかしい野原はみんなとおくから来たものたちでできていました     
特訓中「うさぎのダンス」は句跨りトマト/トマトト/マトトマ/トトマ
爪よりもちいさくなったチョークたちヒマラヤスギにあつまりなさい
あざやかによこぎる鳥を待つ空にすきとおるものばかりみなぎる